経済発展はインドの宗教を・・・
外国でビジネスをする。そのためには、現地のことがわかっていないといけない。
歴史を勉強する。社会を勉強する。文化を勉強する。
いろいろな努力がなされます。
そして、インドの場合! 宗教のことがわからないと やはりいけません。
インドと関わる日本人にとって、宗教は必須課題です。
インドの人たちにとって、宗教が日常であるからです。
インドにおいて、宗教は文化であるからです。
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最近の経済発展によって、インドでは宗教熱が 冷めつつある――
そんな見方を 前便 で紹介しました。
こちらでは、その正反対の見方をご紹介したいと思います。
デリー出身者(ディッリーワーラー)のマルカスさんが、日本語で書いた「インド論」「インド人論」
| インド流!―マルカスが紹介するお釈迦さまの国 (サンガ新書 (015)) 著者:マルカス |
です。
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つづきあります ↓
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おそらくはデリー辺りの様子から「インド」を語るマルカスさんの言葉を引きます。
90頁から。
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以下引用
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経済発展で生活は変わりましたが、文化は変わりません。むしろ以前よりもっとお祈りをし、神さまを拝むようになりました。経済発展もまた神さまのおかげだからです。
お寺は忙しく、お寺のまわりは車だらけになりました。
ビジネスが成功すると、立派なお寺が寄進されます。デリーの近くにとても大きなお寺が建てられました。すべて神さまのおかげだと考えられています。
今ITでもっとも成功している会社は、インフォシスです。その会長はナラーヤン・ムルティという人ですが、彼は毎日お祈りをして、それから仕事に行きます。新しくコンピュータを入れると、すぐに神さまの印を付けます。日本の車のお守りのようなものです。
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引用おわり
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いかがでしょうか。 これはこれで 説得力がありませんか。
これもまた、たしかに一つの「インド論」「インド人論」です。
たしかなことは、どれか一つの面をとって 「インドとは・・・」「インド人とは・・・」と言ってはいけない、と。
経済発展は 宗教を衰退させもするし、復興させもする――
とりあえずは、そう考えておかねばならないでしょう。
【 近藤光博 記 】
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