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ブータン総選挙

インドの隣国、、、ということで、パキスタンについては記事を書いたことがある。

本便では別の隣国、ブータンの情勢を報告しておきたいと思う。

ヒマラヤに残る最後の「王国」であったが、いよいよ民主化に踏み切った。2008年3月24日、ブータン史上初となる総選挙がおこなわれたのである。

  • その経緯については、日本外務省「最近のブータン情勢と日・ブータン関係」(平成19年11月) を参照  ⇒
  • 「ブータン 総選挙」でグーグル ⇒

同じくヒマラヤ山脈内のネパールでは、民主化過程で大きな混乱が生じた。極左勢力が台頭するなど、国民生活にかえって混乱の度が増したのは、日本でもしばしば報道されるところだ。

一方、ブータンはインド、中国といった国境を接する大国からの干渉を上手に避けつつ、今回の選挙に対してもきわめて慎重に対処してきた(ネパールから教訓を得ているのは明らか)。

はたしてこれからどういった方向が生まれてくるだろうか。

「国民総幸福」なる概念で 日本でも少しずつ知られるようになってきたブータン。 資本主義の矛盾、環境破壊、開発問題の顕在化など、従来型の「近代化/文明化」に対して疑義がもちあがっている昨今、ブータンには 他のどの国にもなかった特徴があった。 民主化過程が、われわれの知る「いつか来た道」に堕するのか、それとも新しい近代化の形を世界に提示するのか―― 真に歴史的な問いがここにはあると思う。

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【報道】

■ 東京新聞

ブータン総選挙 初の投票始まる 即日開票
2008年3月24日 夕刊

 【バンコク=林浩樹】 絶対君主制から立憲君主制に移行するヒマラヤ山脈の王国ブータンで二十四日、初の総選挙となる国民議会(下院、定数四七)選挙が始まった。即日開票され、同日中に大勢が判明する。

 今回の総選挙は、ワンチュク前国王が二〇〇一年から始めた憲法制定作業など民主化プロセスの総仕上げに位置づけられる。

 ブータンはネパールと異なり、国王自らが議会制民主主義への移行を積極的に進めてきた。

 選挙後は新内閣が発足し、年内にも憲法が採択される見通しだ。選挙は全国八百六十五カ所の投票所で、電子投票で行われる。初の総選挙でもあり、昨年には模擬投票を実施し、準備を進めてきた。

 王室に近い国民民主党(PDP)と、ブータン調和党(DPT)の二政党が小選挙区制で議席を争う。有権者数は約三十二万人。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008032402097946.html
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■ asahi.com

ブータンで初の総選挙、調和党が圧勝
2008年03月25日00時35分

 ヒマラヤの小国ブータンで24日、初の国民議会(下院、定数47)の直接選挙があり、即日開票された。同日午後9時(日本時間25日午前0時)の選管の発表によると、ブータン調和党(DPT)が47小選挙区のうち44議席を確保し、人民民主党(PDP)を破った。DPTのジグミ・ティンレイ党首が、国王から首相に任命される。

 有権者数は約31万8千人で、投票率は79・4%だった。

 ブータンでは現王朝が成立した1907年以来、国王の親政が続いてきた。総選挙は、06年末に退位した前国王が、90年代から主導してきた民主化の総仕上げとなる。

 投票所では、民族服姿の有権者が午前9時の投票開始前から列を作った。候補者名と写真が入った電子投票機のボタンを押して投票した。
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http://www.asahi.com/international/update/0325/TKY200803240444.html
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【近藤光博】

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