分析を書き加える時間がないので、「速報」的な意味をこめて とりあえずのアップです。
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先般 ロシア首相が訪印していました。その機会をえて両国は、原子力、軍事、貿易等の分野で幅広い協力関係を確認しました。
当研究所としては、とくにエネルギー分野で両国が関係を構築しなおしたことに注目しています。
それはとりもなおさず、日本のエネルギー安全保障に直結する展開です。
そしてそれはまた、環境問題に対する日本のとり組みにも 大きな影響をあたえるうごきです。
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【報道】
■ ロシアとの核協議は最終段階:シン首相
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/838/76/
2008/02/13 Wednesday 00:00:00 JST
〈ニューデリー〉マンモハン・シン首相は、インドを訪問中のヴィクトル・ズブコフ・ロシア首相と会談し、ロシアと共同で行う原子力発電所建設の合意が「最終段階」にまできていると発表した。
シン首相は、「科学、技術、宇宙、民生用原子力協力などの分野で、ロシアと協力していく話し合いが進められていることに満足しています。インドとロシアの戦略的関係の重要な柱となる軍事協力についても同意しました」と語った。
「(ズブコフ首相との)会談では、2国間経済の潜在力を最大に引き出すためにより一層の努力をしていくことで同意しました。また貿易の拡大や鉱物、ダイヤモンド、運輸、インフラなどの分野での協力拡大も約束しました。2010年までに2国間貿易が100億ドルに達するよう努力していくつもりです。また包括的経済協力協定を締結させることも検討しています」
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■ インド、極東権益拡大 ロシア石油最大手と共同開発協定へ 日本のエネ戦略侵食も
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200802160033a.nwc
FujiSankei Business i. 2008/2/16
インド国営石油ガス公社(ONGC)とロシア石油最大手、ロスネフチが近く、石油、天然ガス事業で包括的な協力協定を締結する見通しになった。インドがロシアの極東・シベリアの油田・ガス田開発に参加するとともに、第三国の権益獲得でも両国が協力する。日本へのエネルギー供給にも影響を与えそうだ。
■サハリン3に参加
印主要メディアによると、ONGCとロスネフチは(1)石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン3」への共同入札などロシア極東地域での油田・ガス田共同開発(2)インド南部マンガロールにあるガス田の共同開発(3)インド小売市場へのロスネフチの参入-を柱とする協定を結ぶ見通しだ。
インドを訪問したロシア産業エネルギー省のミハイロフ・エネルギー政策局長は13日、ONGCのサハリン3参加について「提案を精査しており、間もなく決定が下される」と語り、提案を前向きに検討していることを明らかにした。
サハリン3は(1)キリンスキー(2)ベニンスキー(3)東オドプチンスキー(4)アヤシスキー-の4鉱区で構成。原油の可採埋蔵量は6億トンを上回るとされる。このうち、ベニンスキー鉱区は国営天然ガス独占企業体ガスプロムが開発権を獲得。残り3鉱区を同社とロスネフチが争っている。
インドは高い経済成長に伴い急増するエネルギー需要をまかなうため、ONGCを通し海外権益の獲得に全力を挙げている。すでに権益の20%を握っている「サハリン1」に17億ドルを投資。さらにロシアの石油・天然ガス部門に総額で250億ドル(約2兆7000億円)を投じる計画で、サハリン3については、外資規制の上限である49%の権益を要求している。
ノーボスチ通信によるとロシア政府には、極東のエネルギー資源開発でインドの本格的な参加を認める代わりに、新興経済国最大の武器市場、インドと防衛装備面での関係を深める狙いがある。
■大手商社も警戒
インドの防衛装備をめぐっては、126機の多目的戦闘機受注で米ボーイングが優位に立ち、インドは旧ソ連時代からのロシア依存を大きく転換しようとしている。このためプーチン大統領は昨年11月のシン印首相との会談で、エネルギー協力を進める条件として、多目的輸送機の共同開発を提案。インドが受け入れた経緯がある。
一方、極東地域でのインドの権益が拡大することになれば、サハリン開発にかかわっている日本のエネルギー供給にも影響する可能性がある。
インドはこれまで、ロシアに対し、極東のエネルギーを「日本や中国に売るより、インドに売った方が有利」などとして権益拡大を求めていた。
大手商社の幹部は「インドはサハリン1でも権益拡大を考えているはずで、日本勢で構成するサハリン石油ガス開発(SODECO)が保有する30%の権益を買いに来ることは大いにあり得る。日本の極東におけるエネルギー戦略が、インドに侵食される心配がある」と警戒を強めている。
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【 近藤光博 記 】
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